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2021.03.23 Tuesday 制作事例

フルオーダーマリッジ×ミル打ち×後光留め

こんにちは

 

 

 

 

桜が開花したなと思っていたら

 

東京を含め

 

いくつかの場所ではもう満開とのこと。

 

 

 

今年もなかなか花見は難しそうですが

 

通勤途中にある大きな桜の木を横目に

 

春の訪れを実感しております。

 

 

 

 

 

さて、

 

本日は

 

こちらのフルオーダーマリッジリングを

 

ご紹介させて頂きます。

 

 

 

今回制作させて頂いたのは

 

太めの甲丸リングの中央にミルを入れ

 

さらにご新婦様用にはダイヤモンドを

 

後光留めで入れた結婚指輪。

 

 

 

完成品がこちら。

 

結婚指輪 オーダーメイド ミル打ち

 

 

リング幅は共に少し太めの約4.5mm。

 

ご新郎様用はk18ホワイトゴールド、

 

ご新婦様用はk18イエローゴールドで制作。

 

 

結婚指輪 オーダーメイド ミル打ち

 

 

男性用はシンプルに

 

中央に彫りを入れて

 

手作業で1つ1つミルを打ち込みました。

 

 

 

結婚指輪 オーダーメイド ミル打ち

 

ご新婦様用にも

 

同じように中央にミルを入れ、

 

さらに1.6mmのダイヤを後光留めで留めました。

 

 

結婚指輪 オーダーメイド ミル打ち

 

 

後光留めの特徴である長短のある8本の彫りは

 

全て手作業で一発勝負、バランスが命です。

 

 

結婚指輪 オーダーメイド ミル打ち

 

石のない反対側を正面にしてもいい感じです。

 

 

 

 

通常ミル打ちは、リングの端にすることが多い技法ですが

 

このように中央に入れることも可能です。

 

 

 

機械でミルを作るデザインもありますが

 

当店では全て手作業で入れるので

 

真っ直ぐにラインを彫って均等な大きさ・深さで打刻していくのは

 

職人の高い技術が必要です。

 

 

結婚指輪 オーダーメイド ミル打ち

 

結婚指輪 オーダーメイド ミル打ち

 

 

 

ミル打ち(ミルグレイン)という技法は

 

単なる装飾というわけではなく

 

歴史があり、デザインに込められた特別な意味があります。

 

 

 

ラテン語の「千の粒」という意味で

 

古来より「千」という数字は

 

「子宝」、「永遠」、「長寿」などの意味をもち縁起の良いものとされました。

 

 

特にヨーロッパの古い美術品、装飾品には非常に多く見られることからも

 

いかにはるか昔から好まれてきた装飾かがが伺い知れます。

 

 

 

結婚指輪 オーダーメイド ミル打ち

 

結婚指輪 オーダーメイド ミル打ち

 

 

この指輪が何十年と月日を重ねて

 

いつかアンティークと呼ばれる時がきても

 

きっと美しいものだと思います。

 

 

 

 

 

普遍的なシンプルな形に

 

時代を越えて受け継がれる手仕事を感じる

 

とても素敵な結婚指輪でした。

 

 

 

末永くお幸せに。

 

 

 

書いた人

デザイナー兼クラフトマン 竹添拓也
東京の学校でジュエリー制作を学び、2006年アクセサリーブランド「e.m.」入社。自社ブランドの原型制作の他、OEM、映画、ドラマなど幅広いクライアントの要望を3000点以上形にする。
2013年のhitotsuchiオープン以来1000組以上の結婚指輪・婚約指輪を制作。お客様との打ち合わせ、制作、お渡しまで一貫して担当。

結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイドショップ
hitotsuchi 東京代官山 東京都渋谷区猿楽町22-13
TEL 03-6455-0972
MAIL info@hitotsuchi.com
OPEN 12:00~19:00(水、第3日曜定休)
オフィシャルサイトFacebookInstagram
2021.03.15 Monday 制作事例

フルオーダーエンゲージ×イエローダイヤモンド

こんにちは

 

 

 

先週末もたくさんご来店いただき

 

誠にありがとうございました。

 

 

 

3月の週末は徐々にご案内できる時間が埋まってきておりますで

 

ご相談をご検討いただいてる方は

 

ぜひお早めにお問い合わせお待ちしております。

 

 

 

 

 

さて、

 

 

本日は

 

こちらのフルオーダーエンゲージリングを

 

ご紹介させて頂きます。

 

 

 

今回ご相談いただいたのは

 

イエローダイヤモンドを使用した

 

普段使いのしやすい婚約指輪。

 

 

 

最初にイエローダイヤモンドについて

 

少しお話させて頂きますと、

 

通常ダイヤモンドは

 

4Cという評価基準によってD〜Zにランク付けされ

 

無色透明に近い方が最良とされるのですが

 

 

それとは別でイエローやブルー、ピンクなどの

 

しっかり色のあるカラーダイヤモンドも

 

4Cとは別で希少性が上がり高額になってきます。

 

 

 

今回は

 

ファンシーライトイエローという

 

 

カラーグレードでいうと中間くらいの

 

優しい黄色味の色味を使用しました。

 

 

 

前置きが長くなりましたが

 

完成品がこちら。

 

婚約指輪 オーダーメイド イエローダイヤモンド

 

 

3.9mmのラウンドのイエローダイヤ。

 

黄色味を際立たせるために

 

素材はプラチナで、少し艶を抑えた仕上げをしました。

 

 

婚約指輪 オーダーメイド イエローダイヤモンド

 

 

ビビットで強い黄色ではなく

 

日常に馴染む優しい黄色。

 

 

婚約指輪 オーダーメイド イエローダイヤモンド

 

 

石を主役にするためにデザインは最小限に、

 

石を止める部分のみ少し厚みをだし

 

下に向かって徐々に細くしました。

 

 

婚約指輪 オーダーメイド イエローダイヤモンド

 

婚約指輪 オーダーメイド イエローダイヤモンド

 

婚約指輪 オーダーメイド イエローダイヤモンド

 

 

 

今回問い合わせの段階から

 

イエローダイヤで、という強い意思を持って

 

当店にご依頼いただきました。

 

 

カラーダイヤなどは

 

その時々であったりなかったり在庫や品質も不安定なので

 

オーダーの店でも注文を受けてるところは多くはないと思います。

 

 

当店では長年お付き合いがある

 

信頼できる石屋さんたちとの連携で

 

クリアダイヤ以外の変わった石も対応していますので

 

変わった石に希望がある場合は

 

まずはお気軽にご相談頂けたらと思います。

 

 

 

婚約指輪 オーダーメイド イエローダイヤモンド

 

婚約指輪 オーダーメイド イエローダイヤモンド

 

 

余計な飾りをなくし

 

好きな石をシンプルに身につけるデザイン。

 

 

 

自然体で大人のセンスを感じる

 

素敵な婚約指輪でした。

 

 

 

末永くお幸せに。

 

 

書いた人

デザイナー兼クラフトマン 竹添拓也
東京の学校でジュエリー制作を学び、2006年アクセサリーブランド「e.m.」入社。自社ブランドの原型制作の他、OEM、映画、ドラマなど幅広いクライアントの要望を3000点以上形にする。
2013年のhitotsuchiオープン以来1000組以上の結婚指輪・婚約指輪を制作。お客様との打ち合わせ、制作、お渡しまで一貫して担当。

結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイドショップ
hitotsuchi 東京代官山 東京都渋谷区猿楽町22-13
TEL 03-6455-0972
MAIL info@hitotsuchi.com
OPEN 12:00~19:00(水、第3日曜定休)
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2021.03.12 Friday ジュエリーの知識

デザインの知識12 アクロスティックリング

こんにちは、
スタッフの小松です。
 
今回の「アクロスティックリング」。
実は歴史上有名な人物が
関係しています。
 
こんなものを考えつくなんて
意外とロマンチックな人だったんだろうかと
思わずにいれませんでした。
 
・フランス皇帝
・ロシア遠征
 
と聞けば
なんとなくわかる方もいらっしゃるでしょうか。
 
結婚指輪 オーダーメイド アクロスティックリング
 
今回のデザインの知識は
「アクロスティックリング」です。
 
聞きなれない言葉かもしれませんが、
「アクロスティック」とは
各行の最初の字をつなげると言葉になる
という戯詩のことです。
 
例えば、これは伊勢物語という
古い物語のなかにある歌ですが
 
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもう
 
この句の一番最初の言葉をひろうと
「かきつばた」という花の名前になるというもので
日本では折句と言います。
 
実はジュエリーにも
そんな遊び心のあるものがあります。
それが今回ご紹介する
「アクロスティックリング」です。
 
この文字遊びをジュエリーではどうするかというと、
宝石の名前のアルファベットの頭文字を
文章や名前にしていきます。
 
中でも有名なのが
19世紀に流行した「REGARD」リング。
 
REGARDとは
敬愛という意味なのですが、
 
左から右に
Ruby ルビー
Emerald エメラルド
Garnet ガーネット
Amethyst アメシスト
Ruby ルビー
Diamond ダイヤモンド
 
という順番で石を留めて
敬愛という意味を込めました。
ちょっとロマンチックですよね。
 
この遊び心たっぷりな
ジュエリーをはじめに作ったのが
有名ジュエリーブランドのショーメ。
 
そしてショーメにそれを作らせたのが
世界史ではおなじみの
フランス皇帝ナポレオン1世です。
 
ただ、初めに作られたのはリングではなく、
ブレスレットでした。
 
このナポレオンの
アクロスティックブレスレットは
お母さんのマダム・メール、
1人目の妻のジョゼフィーヌ、
2人目の妻のマリー・ルイーズへ送られています。
 
ナポレオンが送ったブレスレットの宝石は
REGARDではなく
相手の名前や自分の名前、子供の名前、
お互いの誕生日などにして
送っていたようです。
 
これが社交界でも広がり
愛の言葉などを
直接ではなくひっそりと表すジュエリーとして
人気を博しました。
 
19世紀に流行したため
アンティークジュエリーではお馴染みですが
現在でも婚約指輪に使われることもあります。
ダイヤだけでなく色とりどりの石が並ぶので
個性的な婚約指輪になりそうですね。
 
 
 
結婚指輪 オーダーメイド レティキュレーション
アルファベットにできるなら
「REGARD」だけでなく
色々な言葉やイニシャルを
紡げるのではないか?
 
というわけで、
せっかくなのでアルファベット順で
色々な石をご紹介してみようと思います。
 
ただA~Z全てを揃えることは
できませんでした。
 
石の種類自体は沢山あって
A~Zに該当する石もあるのですが、
ジュエリー加工までできる石か
ジュエリーに相応しい石であるか
というのも懸念しなければなりません。
 
いくら美しくても
加工に耐えられなければ
割れてしまいますし、
 
いくら加工に耐えられても
石特有の美しさがなければ
あまりジュエリーには
向いていないかなと思います。
 
また石屋さんも基本的には
ジュエリーに向いている石を
取り扱っているので
流通がある中で
ご紹介してみようと思います。
 
 
A aquamarine アクアマリン/amethyst アメシスト
B beryl ベリル
C citrine シトリン
D diamond ダイヤモンド
E emerald エメラルド
F fire opal ファイアーオパール
G garnet ガーネット
H hessonite ヘソナイト(グロッシュラーガーネット割れやすく粒が大きい)※1
I iolite アイオライト
J Jadeite ジェダイト(硬玉・ヒスイ・高価)※2
K kunzite クンツァイト
L lapis lazuli ラピスラズリ ※3
M moonstone ムーンストーン
N nephrite ネフライト(軟玉・ヒスイ・カボション) ※4
O opal オパール(カボション) ※5
P peridot ペリドット
Q quarts クオーツ
R ruby ルビー
S sapphire サファイア
T tourmaline トルマリン
U -
V -
W white topaz ホワイトトパーズ
X -
Y yellow diamond イエローダイヤ
Z zircon ジルコン
 
 
※1 ヘソナイト 小粒のものがあまりありません。
※2 ジェダイト 硬い翡翠で基本的に粒が大きく高価です。
※3 ラピスラズリ カボションが多く埋め込みには向いていません。
※4 ネフライト カボションが多く伏せ込みにはむていません。
※5 オパール カボションが多く伏せ込みには向いていません。
 
U V Xに関しては
主に流通している石の中では
ご案内できそうなものがありませんでした。
 
※がついている石は
サイズや形状に制限はありますが
条件が合えばご案内できるかと思います。
 
何も特記事項がない石に関しては
比較的融通が効きやすい石です。
ただ、天然石は石の品質、在庫、価格はその時によって違うので
ご案内できない場合もあります。
 
hitotsuchiで取り扱いのある誕生石とカラーダイヤモンドは
追加1石/ ¥3,300(税込)~追加できます。
取り扱い石一覧はこちら
誕生石として取り扱いのない石は別途お見積が必要です。
 
 
 
結婚指輪 オーダーメイド ダイヤモンド付き 男性用
19世紀に流行した「REGARD」リングは
指輪の外側に大きめな石を
連ねて留めていましたが
 
現代では大粒の6個の石を連ねたリングとなると
かなり太く華やかな印象になります。
 
結婚指輪や婚約指輪で
アクロスティックを取り入れる場合のおすすめは
彫留めや伏せ込みなどで
さりげなく入れると
可愛らしいのではないでしょうか。
 
エタニティリングの一部の石を
文字になるように変えてみるのも
素敵かもしれませんね。
 
今回はアクロスティックリングについてでした。
次回もお楽しみに。
 
 

書いた人

スタッフ 小松
ジュエリーの専門学校と御徒町のジュエリー工房で制作経験を積む。ジュエリーの商社でMDとして3年務めたのち、2019年からhitotsuchiに仲間入り。WEBサイトやSNS更新など中の人を担当。ジュエリーコーディネーター3級。
好きなこと:カフェ・お菓子屋さん巡り、刺繍、カメラ、映画、読書

結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイドショップ
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