No.223　羽の彫りと双子ダイヤの結婚指輪

今回ご相談頂いたのは

リング半周を羽の彫りを入れてプラチナで、
そしてもう半周をプレーンな甲丸でゴールドで
制作したいというご依頼。

羽の雰囲気や細かい仕様の打ち合わせを重ね
完成したものがこちら。

ご新郎様用は3.0mm幅、
ご新婦様用は少し細く2.5mm幅。

正面側はプラチナで羽の彫りを、
反対側はゴールドでプレーンな甲丸に。

拡大すると
正面は
デフォルメした細かい羽が
折り重なって立体的に見えるように
手作業で彫りを入れ

境目部分は
なるべく段差ができないように
バランスよくロー付けして

反対側は
場面に応じて使い分けできるように
使い勝手のいいシンメトリーで
プレーンな甲丸リングにしました。

今回あともう１つ
お二人の強いご希望だったのが
内側に埋め込んだダイヤモンド、とルビー。

実は
今回同じ原石から
２つにカットされたダイヤモンド
通称「双子ダイヤ」を使用しました。
※今回使用した双子ダイヤの設計図↓

何十億年と長い時間
共にあったダイヤモンドを
それぞれ二人の結婚指輪に分かち合う。

見た目には大きく反映されない
さりげないアレンジですが
より特別感が増し愛着を高めてくれます。

※双子ダイヤモンドは通常より
手配に時間がかかる場合があり
また、ご用意できるサイズは限られます。
ご希望の場合は予めご了承ください。

カジュアルでインパクトのあるデザインと
ミニマムでシンプルなデザインの２つの正面、
どちらも魅力的な
フルオーダーならではの素敵な結婚指輪でした。

先に納品させて頂いた
同じくフルオーダーのエンゲージとの
重ねづけもとても綺麗でした。

末長くお幸せに。