No.45　無骨な雰囲気の婚約指輪

古代の装飾品が『発掘された状態』のような
無骨なアンティークな感じをイメージした婚約指輪。

【完成品】

正面側から見ると
シンプルな印象ですが

サイドから見ると

ダイヤの形に合わせて逆三角形にシェイプさせ
高さのある特徴的な石座。

石の留め方、腕の凸凹も自然な手作り感を出し
ヘアラインをランダムにかけてマットに仕上げました。

この『覆輪留め』という留め方は
ダイヤのまわりの金属を１周倒しており
爪が引っかかることがないとても頑丈な留め方ですので
石座が出っ張った今回みたいなデザインにもぴったりです。

すでに何十年、何百年も前から存在していたような佇まい。
とても雰囲気のある素敵な婚約指輪でした。