No.207　地球と月の結婚指輪

今回ご依頼頂いたのは
「地球と月」を入れたデザインで
かつ、２本が重なった時に図柄が繋がるように、

という内容。

月は分かりやすく
三日月を彫りましょうというのは決まったのですが
地球も同じように図柄を彫るだけだと
ちょっとカジュアル過ぎますかね、
ということで

青い星地球にちなんで
青色のダイヤモンドを埋め込んで
後光留めで星っぽく表現することにしました。

完成品がこちら。

素材は共にK18ホワイトゴールド。
より自然界の均等じゃない世界感を表現するために
ゆるい槌目をつけて凸凹した表面にしました。

ご新郎様用はリング幅3.8mm、
石は青緑色のブルーダイヤモンドを留めました。
その右下にはさりげなく三日月の上側がちらり。

ご新婦様用は少し細くリング幅約3.2mm。
ダイヤの色も少し薄く水色の
アイスブルーダイヤモンドを留めました。
その右上には三日月の下側がちらり。

そんな２本が合わさると、、

三日月出現。

構図のイメージは
「月越しに見る地球」
という設定です。

地球が軸をブレずに自転できるのも
月が近くを回ってくれているからこそ。

お互いがいることで
実はバランスを崩さずに存在出来ている、

何だか
夫婦の関係にも似ている気がしますね。

思いを形にしていただき
ありがとうございました、と

お二人に大変お喜び頂けました。

さりげなくも

お二人の想いがぎゅっと詰まった結婚指輪。

地球と月のように

いつまでも末長くお幸せに。