No.237 紋章をかたどったサファイアの婚約指輪
サファイアの婚約指輪
今回ご依頼頂いたのは
ブルーサファイアを使用した
取り巻きタイプの婚約指輪。
イメージに近い画像や、
当店の色んなサンプルを参考に
デザインのイメージを固めていき
完成したものがこちら。
中石は
縦6.3mm×横5.2mmのオーバルカットの
実に1.12カラットの
大ぶりなブルーサファイヤ。
周りの取り巻きもデザイン性を持たせ
クラシカルな紋章のようなシルエットに
ダイヤモンドを彫り入れました。
リングの腕は
石座のシルエットを邪魔しないように
上部は細くくびれさせ、
ハーフエタニティのラインまで
ダイヤモンドとミルを入れました。
また、今回金属は石の色味を
より鮮明に映し出すために
プラチナ950を選びました。
画像ではなかなか伝わりづらいですが
肉眼で見るこのブルーサファイアは
本当に綺麗で
吸い込まれそうな深い青みと透明度で
超上質な至極の一石でした。
実は当初探していた
希望サイズは少し違ったのですが
探してる最中にこの石と出会い、
お客様と相談してサイズを変更して
この石をお迎えしました。
あと今回
結婚指輪の方もフルオーダーで
制作させて頂きました。
共にプラチナで
男性用はねじれを入れたデザイン。
画像では分からないですが
反対側も同じねじれのデザインになって
2カ所がマットになっています。
ご新婦様用は
大きくカーブしたV字リング。
こちらにもダイヤモンドを
グラデーションで埋め込み
1本でも十分キラキラするように。
もちろんこのV字は
婚約指輪と重ね付けした際に
ピタリと収まるように綿密に調整。
どのリングも説明しだすと
延々と語れるこだわりが満載。
世界で1番の指輪が作れた、と
制作者冥利につきる大変嬉しいお言葉を頂き
大変お喜び頂けました。
お客様との出会い、
石との出会い、
どれも一期一会で毎回異なるからこそ
唯一無二の価値が生まれるんだと思います。
どこに出しても恥ずかしくない
とっても素敵なリングたちの旅立ち。
たくさん愛用して頂けたら嬉しいです。
末永くお幸せに。