No.331　平打ちにミルを入れた２色の結婚指輪

今回制作させていただいたのは
半周ずつ違う金属の平打ちリングに
ミル打ちを入れた結婚指輪。
 
完成品がこちら。

ベースは平らな面にかっちりと角を出した
王道の平打ちリング。
 
ご新郎様用は
リング幅3.0mmで
素材がプラチナ950

からの

半周で素材を変えて
反対側はK18イエローゴールド。

どちらの面も
シンプルな平面に手彫りのラインと
端のミルが映えて渋美しいです。

ご新婦様用も同じデザインで
リングの幅を2.3mmに少し細くした仕様。


細身ながら
こちらも雰囲気十分でいい感じです。

金属の境目も
しっかり綺麗にくっつきました。

この半周で素材を変える場合
たまに強度の心配をされる方もいらっしゃいますが
よほど細いリングでなければ全く問題ないです。
 
感覚としてはリングサイズにもよりますが
幅が2.0mm以上あれば安心かと思います。





シンプルな形状の代表として
王道中の王道と言える甲丸と平打ち。
 
甲丸に比べて平打ちは角がある分
少しアレンジの幅が広がるので
よりデザイン性の高い表現が可能です。




少し前の婚約指輪も制作させていただいたお二人。
 
結婚指輪の方も
大変お喜びいただけました。


シンプルなシルエットに映える
クラシカルなミル打ちと
２色のコントラスト。

とても素敵な結婚指輪でした。
 
末永くお幸せに。