No.333　２種類の金属と表面加工でアレンジした結婚指輪

今回制作させていただいたのは
プラチナ950のリングの
正面と反対側に２箇所ゴールドを入れ
半周をマット加工した結婚指輪。
 
言葉ではとても説明しきれないので、、
完成品がこちら。

２本共に形は王道の
ストレートの甲丸リング。
 
ご新郎様用はリング幅3.5mmで
プラチナをベースに
正面１部をK18イエローゴールドに入れ替えて
ゴールドの端から半周
ホーニング加工を施しました。

金属の境目も
綺麗にくっついてとてもいい感じです。

反対側はプラチナの端まで
ホーニング加工。
 
ゴールドが光ってる面と
マットな面どちらも楽しめます。

ご新婦様用はリング幅3.0mmで
プラチナの外側１箇所に
ダイヤモンドを埋め込み。


正面も反対側も綺麗な３層になって綺麗です。

こういうデザインの場合
ゴールド２箇所のみを光らせて
プラチナ部分はどちらもマットにしがちですが
今回あえてアシンメトリーにして
個性を出しました。

金だったり銀だったり、
光ってたりマットだったり。
 
見る場所によって
色んな表情を見せてくれます。


内側には
お二人に書いていただいたオリジナルのイラストと
誕生石のシトリン入れました。



実は、今回した全てのアレンジは
お二人がお付き合いを始めた日の
天体をイメージしており
４つの異なる面は東西南北を意味し
月の位置にダイヤモンドを入れたり
木星の位置にはドリルで穴を開けたり、など。
 
ぱっと見誰にも分からないアレンジだと思いますが
お二人にとっての大切な想いを
さりげなくデザインに落とし込みました。

無事納品させていただき
大満足です！と
大変お喜びいただけました。
 
余談ですが
後から聞いたらご新婦様のお姉さまも
過去に当店で結婚指輪を
作っていただいていたそうで
お姉さまからのご紹介があった訳ではなく
姉妹で同じお店で結婚指輪を作るだなんて
本当に嬉しい偶然ですし
DNAってすごいなと思いました。

シンプルな甲丸リングの中に
お二人の特別を詰め込んだ
世界で１つの
とても素敵な指輪でした。
 
末永くお幸せに。