No.371　クラシカルなローズカットの婚約指輪

本日ご紹介させていただくのは
ローズカットダイヤモンドを使った
１点ものの婚約指輪。
 
完成品がこちら。

石のサイズは4.0mmのものを使用し
４本の爪でシンプルに留めました。

腕の太さは石とのバランスを考慮し
2.0mmの太さの甲丸を選択。
 
中心に近づくにつれ絞りを入れることで
ダイヤモンドの丸いシルエットを
より際立たせました。


ローズカットは形がドーム状になっており、
一般的なブリリアントカットに比べて厚みが薄く
高さを抑えた作りにできるので
日常でも身につけやすいフォルムになっています。
 
また、カット面の数もブリリアントカットが
58面体なのに対し
ローズカットは半分以下の24面体で、
ギラギラと強い輝きというより
石そのもののが放つ生の輝きというか
落ち着いた光り方で
ボリュームがあっても上品に見えます。

艶消しのゴールドに
ローズカットダイヤモンド。
 
最高の組み合わせの一つです。


500年以上前から長く愛され続ける
シンプルでクラシカルなローズカットの形。
 
個体差も大きく、
定番ではなかなか取り扱うのが難しい石なので
人と被りにくく、
さりげなく人と差を出したい方にオススメです。



先日無事納品させていただき
大変お喜びいただけました。



上質な素材と
洗練されたフォルムで作った
とても素敵な１本でした。
 
末永くお幸せに。