No.275　幅の違う２本を重ねたコンビネーションの結婚指輪

今回ご依頼いただいたのは
デザインや素材の異なる２本をくっつけた
２連リング風の結婚指輪。
 
完成品がこちら。


ご新郎様用は幅6.5mmと極太の仕様で
ゆるい槌目のK18イエローゴールドと
甲丸のプラチナ950を合わせました。


ご新婦様用は幅2.8mmの中に
ダイヤを留めたプラチナ950と
少し細めのK18イエローゴールドで
組み合わせました。

ダイヤモンドの上下には
小さいながらもミルグレインの装飾を入れました。


ダイヤモンドは半周のみの
ハーフエタニティの仕様で
ダイヤの反対側は少しフォーマルな印象に。
 
気分や場所に合わせて
どちらを正面にしても楽しめます。


プラチナやゴールドの異素材のコンビネーションは
個性の異なるお二人が一つの家族になる
「結婚」そのものを表現しており
見た目にはさりげなくもとても特別感が出る
当店の代表的なアレンジ方法です。

異素材同士をピタリとくっつけるのは
見た目以上に
難しいこと・気を付けなければならないこと
色々あるのですが
そんなところもやはり
結婚と似てるなと思います。


先日無事納品させて頂き
お二人にも大変お喜びいただけました。


２本とも同じ
幅の違う２本を重ねた
コンビネーションのベースですが
男性らしい幅の広いボリュームと
女性らしいダイヤモンドと
繊細なミル打ちのデザインで
それぞれに個性が出ていて
どちらもとても素敵でした。

個性の異なる２つの要素が合わさって生まれる
唯一無二の特別な結婚指輪。

とてもかっこよくて素敵な２本でした。
末永くお幸せに。