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フルオーダーマリッジ×2つの2色の甲丸
こんにちは
デザイナーの竹添です。
天気予報が目まぐるしく変わる
不安定な天候が続いています。
先週末は雨の心配もありましたが
子供の小学校の運動会が無事行われ
子供たちの頑張りに力をもらいました。
私も小6の時に応援団長を務め
海老反りで声を枯らして応援合戦したのは
恥ずかしくもいつまでも色褪せない
運動会の良い思い出です。
さて、
本日は
こちらのフルオーダーマリッジリングを
ご紹介させていただきます。
今回制作させていただいたのは
外側と内側の金属を
お二人それぞれ入れ替えて
お好みのデザインで作った甲丸の結婚指輪。
完成品がこちら。
ご新郎様用は
外側がk18ホワイトゴールド、
内側がk18ピンクゴールド。
リング幅約2.5〜2.9mmくらいを目安に
太さの強弱があるナチュラルな雰囲気が特徴の甲丸。
ご新婦様用は素材を逆転させて
外側k18ピンクゴールド、
内側がk18ホワイトゴールドで制作。
こちらは幅が均一な約2.6mmのシンメトリーな甲丸で
幅の中央にミル打ちをして
1.2mmのダイヤモンドを1石ミル留めで埋め込みました。
無駄のないシンプルなフォルムだけに
繊細なアレンジがより際立ちます。
日本の結婚指輪の歴史は
明治時代にその風習が取り入れられ
大正時代には結婚指輪を贈り合う文化が
定着したと言われております。
その当時から
結婚指輪として圧倒的王道である
ストレートの甲丸のデザイン。
ちなみに当時はその断面の形状から
甲丸ではなく「カマボコ型」の愛称だったそうです。
甲丸が100年以上前から変わらず
結婚指輪として最も選ばれ続ける理由は
どんなシーンに馴染みやすい
無駄のない普遍的なデザイン性と
数ある指輪の形の中でも随一な
その付け心地の良さかと思います。
婚約指輪もフルオーダーで制作させていただいたお二人。
こちらの結婚指輪も大変お喜びいただけました。
余分のない、使いやすいものは
自然と美しい形になる。
デザインする上で
昔から信じている考え方の一つです。
お二人のこだわりをそっと取り入れた
シンプルで美しい結婚指輪。
末永くお幸せに。
書いた人
デザイナー兼クラフトマン 竹添拓也
東京の学校でジュエリー制作を学び、2006年アクセサリーブランド「e.m.」入社。自社ブランドの原型制作の他、OEM、映画、ドラマなど幅広いクライアントの要望を3000点以上形にする。
2013年のhitotsuchiオープン以来2000組以上の結婚指輪・婚約指輪を制作。お客様との打ち合わせ、制作、お渡しまで一貫して担当。
hitotsuchi 東京代官山 東京都渋谷区猿楽町22-13
TEL 03-6455-0972
MAIL info@hitotsuchi.com
OPEN 12:00~19:00(水、第3日曜定休)
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