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フルオーダーマリッジ×ヘビ柄
こんにちは
デザイナーの竹添です。
日本で馴染みの深い十二支の動物たち。
元々は中国が発祥で東アジアを中心に
広まったと言われています。
実は国によっても十二支の動物は微妙に違うらしく
中国や韓国では亥のところが豚、
ベトナムやチベットでは兎のところが猫らしいです。
もう猫が入ってくると
日本昔ばなし的には話が変わってきちゃいますが
まあそういうことらしいです。
そんなわけで、
2025年の干支にも関連する
こんなフルオーダーのマリッジリングを
ご紹介させていただきます。
今回ご依頼いただいたのは
お二人ともヘビが好きで
ご自宅でもヘビを飼われてるとのことで
ずばり、ヘビ柄をあしらった結婚指輪。
ヘビなどのアニマルモチーフは方向性によっては
結構ハードめなデザインになるので
結婚指輪にどう落とし込むか悩みましたが
お二人とデザインを詰めていき、
完成したものがこちら。


素材は共にプラチナ950。
大胆にヘビのウロコ柄を取り入れつつ
プレーンな平甲丸と2連に重ねることで
上品で引き締まった印象に仕上げました。
ご新郎様はヘビ柄とプレーンな幅が1:1のバランスで
幅6mmとボリューム感たっぷりの仕様。

ご新婦様はヘビ柄とプレーンの幅が
2:1のアシンメトリーなバランスで
幅4.5mmとこちらも太めで制作しました。

ヘビ柄のデザインを作るにあたり
現物鋳造という実際の革から型取る方法もあるのですが
今回リング幅に合わせてオリジナルのバランスで作りたかったため
1つ1つのウロコを手作業で削り出して制作しました。

ウロコ部分の造形は
線を彫るだけだとペタッと平面的すぎて
逆に立体的にしすぎると溝が深く引っかかって
付け心地的にも良くないので
角の出っ張りは抑えめにウロコ1つ1つに少し丸みを持たせて
ちょうど良いヘビ柄になるように地道に削り出しました。
ウロコは自然な感じで少しマットめに、
他を全てピカピカの鏡面に仕上げにして
コントラントより強くして
2層が強調されるように仕上げました。

内側には
お二人それぞれに書いていただいた
手書きの日付とお名前と、

にっこりスマイルがいい感じです。

なんと言っても今回のポイントはヘビのウロコの造形。
色んなヘビの画像を見ながら長い時間カリカリ削って作ったので
おかげでヘビの特徴に詳しくなりました笑


先日納品させていただき
お二人にも大変お喜びいただけました。


蛇は古来より
色んなありがたいものの象徴として
日本人には特に馴染み深く
この指輪からどこか神秘的な感じを受けるのは
私だけではないはず。

この特別な指輪が
お二人のこれからのお守りとなって
いつまでも見守ってくれることを願っています。
末永くお幸せに。
書いた人
デザイナー兼クラフトマン 竹添拓也
東京の学校でジュエリー制作を学び、2006年アクセサリーブランド「e.m.」入社。自社ブランドの原型制作の他、OEM、映画、ドラマなど幅広いクライアントの要望を3000点以上形にする。
2013年のhitotsuchiオープン以来2000組以上の結婚指輪・婚約指輪を制作。お客様との打ち合わせ、制作、お渡しまで一貫して担当。
hitotsuchi 東京代官山 東京都渋谷区猿楽町22-13
TEL 03-6455-0972
MAIL info@hitotsuchi.com
OPEN 12:00~19:00(水、第3日曜定休)
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