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結婚指輪の基礎知識とオーダーメイドの専門店が教える３つのこだわりアレンジ
結婚指輪をどこで買おうかお悩みの方もいらっしゃいますよね。
結婚指輪は、一言では言い表せないほど沢山のデザインや選び方があります。
結婚指輪のオーダーメイドのお店として
結婚指輪の種類、値段、選ぶ時期などお役立ち情報を書いていこうと思います。
目次
1.結婚指輪とは？
2.結婚指輪のデザインについて
3.結婚指輪の値段について
4.結婚指輪を選ぶ時期について
5.結婚指輪はお揃いデザインor違うデザイン
6.オーダーメイド専門店が教える結婚指輪３つのこだわりアレンジ
7.まとめ
1.結婚指輪とは？
結婚指輪とは
結婚の証としてご夫婦おふたりでつけるリングです。
結婚式の際には新郎新婦がお互いの左手薬指につけあう欠かせないものです。
一般的に結婚式かご入籍日に合わせて用意します。
販売場所は、
百貨店やデパートの中や全国展開のジュエリーショップ、個人店などがあります。
販売形態は大きく３つに分けて、
既製品を販売するお店、オーダーメイドのお店、手作りできるお店があります。
2.結婚指輪のデザインについて
結婚指輪は長い時間を共にするので
シンプルで飽きのこないデザインが人気です。
しかし他の人とはちょっと違ったデザインも気になりますよね。
そこで、ここではシンプルなデザインと個性派デザインをご紹介いたします。
【シンプルなデザイン】
・甲丸
真っ直ぐなラインで少し丸みを帯びた、断面は蒲鉾型のデザインです。
平打ちと並び、結婚指輪といえばという形をしています。
シンプルでつけやすい飽きのこないデザインです。
太さによっては繊細にも、大胆にもなります。
・平打ち
真っ直ぐなラインで角張った、断面が横長の長方形のデザインです。
甲丸と並び、結婚指輪といえばという形をしています。
マニッシュな雰囲気で
指輪のラインが正確であればあるほどミニマルさを演出します。
・U字・V字
結婚指輪の中央が少し曲がっているデザインで
左右均等のものが多くU字の方がV字よりも柔らかく曲がっています。
婚約指輪と相性がよく重ね付けの際に中央のダイヤモンドとぶつかりません。
・S字
結婚指輪がSの形に曲がっている左右非対称のデザインです。
柔らかく優しい印象で自然なカーブが指に自然に馴染みます。
【個性派デザイン】
・コンビネーション
金属を2種類、または3種類ほど使ったデザインです。
色の違いを楽しむことができ、単色よりも華やかな印象になります。
また、金属の素材を半周ずつで変えて
日によって色を変えて楽しむ方もいらっしゃいます。
・ミルグレイン
ミルグレイン（千の粒という意味）は連続した玉模様を施したデザインです。
主にヨーロッパのアンティークジュエリーに多く使われており、
よりクラシックな印象の結婚指輪になります。
古くから幸せが繁栄する縁起のいい装飾として親しまれています。
・槌目
金槌で叩いたような模様を施したデザインです。
クラフト感とカジュアルさが強くお洒落な結婚指輪になります。
表面の仕上げかたで、フォーマルよりにもできますよ。
・ひねり
平面的にひねりを表すのではなく
実際に金属をひねったような立体的なデザイン。
トップにボリュームが出過ぎないようにすると
日常生活でも邪魔にならず、さりげなく個性を出してくれます。
・印台
シグネットリングともよばれ
中世では印鑑のような役目のリングを模ったデザインです。
中央にボリュームがあり、かっこ良いデザインです。
・ギメルリング（仕掛け系）
双子という意味のリングです。
知恵の輪のように２つに分かれるギミックが個性的です。
特徴的なデザインですが結婚指輪としての歴史は古く、
3～400年前からヨーロッパで多く用いられてきました。
またギメルではありませんが、
二つの指輪で一つの模様や形を作る「仕掛け系」と言われる結婚指輪もあります。
デザインも様々ですが
参考までに男性と女性では結婚指輪の幅も考慮してはいかがでしょうか。
男性ならば3.0mm前後、女性ならば2.0mm前後の太さがおすすめです。
3.結婚指輪の値段について
結婚指輪は決して安くないお買い物です。
平均購入価格は2本で20万〜25万円が一番多いそうです。
（ゼクシイ2020年5月号より）
もちろんお店やデザインによって価格帯は違いますし、
世界的に有名なハイブランドはそれ相応のお値段がついています。
でも一生に一度の物なのでハイブランドの結婚指輪も憧れますよね！
コストパフォーマンスの面で言えば、
シンプルな細身のデザインではどこのお店でも比較的価格差は少ないですが、
ボリュームのあるデザインやダイヤモンドを使ったデザインをお探しであれば
フルオーダーでオリジナルの結婚指輪を注文した方が
ハイブランドのものよりもお安くなることもあります。
フルオーダーは
お店によって価格設定が様々ですし、
デザインが決まってから初めて金額が出るので
ちょっと怖いな〜と思われるかもしれませんが
基本的にお見積もりまでは無料なので、ぜひ気軽に相談してみてください。
また、すごいデザイン（豪華でどこにつけていくんだろうみたいな指輪）
を提案されるのではないか！？という心配もありますが、
最近ではナチュラル路線のフルオーダージュエリーのお店も多くあります。
とっても可愛い指輪があるので是非「結婚指輪 オーダーメイド」で
調べてみてくださいね。
また、あらかじめ決まったご予算があるようでしたら
ご来店前にお店に電話やメールでご相談してみるのもありだと思います。
お店側としては値段を変えることはできませんが
アレンジのノウハウはたくさん持っていますよ。
4.結婚指輪を選ぶ時期について
結婚指輪は
実は当日にお持ち帰りできるお店とできないお店があります。
また、いつもはお持ち帰りできるお店でも
店頭在庫にサイズがなければご注文になります。
結婚指輪は金属の種類やリングサイズが細かくあり、
一般的なアクセサリーより高価なものなので
全サイズの在庫を持っているというお店の方が少ないかもしれません。
また、例えサイズの在庫があったとしても
おそらく多くの方は「刻印」を入れたいと思いますよね。
刻印とはイニシャルや日付などなど、
お二人の結婚指輪であることがよくわかる証です。
刻印は大体のお店はその場でできないので一度お預かりします。
刻印が仕上がる期間もお店により様々ですのでご注意ください。
婚約指輪同様に結婚指輪も、
必要な日（結婚式や入籍の日）の半月〜1ヶ月前には出来上がるように
注文ができると受け取りも安心です！
なので
既製品やセミオーダーであれば出来上がり希望日の1.5〜２ヶ月前を目安に
ご来店をお勧めいたします。
フルオーダー品の場合は何度か打ち合わせする場合もありますので
出来上がり希望日の３ヶ月〜４ヶ月前のご来店をお勧めいたします。
手作りの場合、
作った当日にお渡しできるものもあったり
作り終わった後、最後の仕上げなどでお店が一度お預かりする場合もあります。
上記は一般的な期間ですので
お店により結婚指輪の受け渡しまでにかかる時間は様々です。
できる限り余裕を持って気になるお店にお問い合わせしてみましょう。
お店としても早めのお問い合わせは大歓迎ですよ！
5.結婚指輪はお揃いデザインor違うデザイン
結婚指輪を探していると、
ペアデザインの男性と女性の結婚指輪をよく目にすると思います。
これから夫婦＝ペアになるので、お揃いで探している方も多くいらっしゃいます。
ただ結婚指輪自体には
お揃いにしなくてはいけないという決まりはありません。
お揃いでつけたいか、好きなデザインをつけたいか
お相手の意見を尊重しながら選ぶと
相手のことをよく知ることができますし
とても良い結婚指輪選びの時間になると思いますよ。
また、違うデザインを選んだとしても
外側にお揃いの石を埋め込む、内側の刻印、表面の加工方法、金属の種類など
アレンジによってもお揃いの部分を持つこともできます。
色々工夫するので、その分思い入れの強い指輪になるかもしれませんね。
6.オーダーメイド専門店が教える結婚指輪３つのこだわりアレンジ
結婚指輪についてだいぶ詳しくなってきたのではないでしょうか。
ここではさらにひと工夫！
結婚指輪のこだわれるアレンジポイントをご紹介いたします。
「フルオーダーで色々こだわりたいけど予算が合わない！」
「既製品やセミオーダーは正直同じデザインの人がいるからアレンジがしたい！」
そんな悩みを持つ方へ
少しのアレンジでお二人だけのオリジナル結婚指輪を作れますよ！
オーダーメイド専門店からお教えするアレンジポイントは
アレンジ①・・・金属の種類と表面加工を変える
アレンジ②・・・追加で石の埋め込みをする
アレンジ③・・・オリジナルのレーザー刻印を入れる
の３つです。
順番に見ていきましょう。
【アレンジ①金属の種類と表面加工を変える】
同じ結婚指輪でも金属の種類を変えて作ることで
簡単に雰囲気を変えられます。
結婚指輪を選ぶ際、金属の種類を選べるお店もあるので
好みの色を試してみてはいかがでしょうか。
結婚指輪にはよく使われる金属があり
・プラチナ
・１８金イエローゴールド
・１８金ホワイトゴールド
・１８金ピンクゴールド
の4種類が定番です。
イエローゴールドとピンクゴールドに関しては想像がつくと思います。
プラチナとホワイトゴールドは同じ銀色の金属ですが
プラチナの方がやや明るい銀色です。
左が１８金ホワイトゴールド、右がプラチナ
ホワイトゴールドの地色は少し燻んだ渋みのあるグレーがかった銀色ですが、
お店によってはメッキをかけて
プラチナと同じような明るい銀色にしているところもあります。
メッキは時が経つと剥がれてきますので、そのうち元の色が出てきます。
もう一つは表面加工という結婚指輪の表面に施すアレンジです。
代表的なものでは
・鏡面加工(鏡のようにツヤッと光らせた加工)
・ホーニング加工(ざらっとした粗めのマットな加工)
・ヘアライン加工(一定方向にラインが入るマットな加工)
・スターダスト加工(一見ダイヤモンドが留まっているようなキラキラ光る加工)
などがあります。
お店に置いてある結婚指輪サンプルの中で多いのは鏡面です。
鏡面は一番フォーマルな印象を持ちます。
マットにすると少しカジュアルにもなりますし、
ヘアラインの一定方向の表面も大変美しいです。
またお店によっては
決まった表面加工しかできない結婚指輪もありますので
気になった時には店舗にお問い合わせしてみてくださいね。
【アレンジ②追加で石の埋め込みをする】
結婚指輪に対して石の追加が出来るお店もあります。
通常は結婚指輪の内側にシークレットストーンとして
誕生石などを入れるのが一般的ですが
内側だけでなく外側にも石を増やせるお店もあります。
外側に増やすことができれば
同じデザインでも一味違った雰囲気になること間違いなしです。
HMR065とHMR066の石埋め込みアレンジ
また男性用の結婚指輪は石が使われているデザインが少なめなので
お好きな方は石を追加してみても良いですよね。
アレンジの自由度の高いお店では
石の留め方まで何種類かあり指定できたりもします。
【アレンジ③オリジナルのレーザー刻印を入れる】
内側に二人だけのオリジナルのマークや文字を入れることもできます。
レーザー刻印の場合文字フォントの種類が豊富だったり、
手書きの文字やイラストなども可能です。
二つの指輪を重ね合わせると文字が浮かんだり、
イラストが浮かんだりするのも素敵ですよ。
オリーブのレーザー刻印
注意点としては
結婚指輪は細いものだと2mmくらいからありますので
細かい刻印はできたとしても肉眼では見えづらいかもしれません。
刻印を依頼するコツとしては柄が細かすぎないようにした方が
模様が肉眼でも見えるので良いと思いますよ。
昔は珍しかったレーザー刻印もできるお店が増えてきました。
お二人だけのオリジナル刻印を作りましょう！
３つのこだわりポイントをご紹介しました。
細かいアレンジはチェーン店よりも
自由度の高い個人店の方が
できることが多かったりもします。
気になった結婚指輪がどうアレンジ出来るかは
お店にお問い合わせしてみましょう！
7.まとめ
いかがでしたでしょうか？
長くなりましたが、
オーダーメイド専門店が結婚指輪の基礎からこだわりポイントまで
紐解いていきました。
夫婦の証である大切な結婚指輪。
運命の結婚指輪と出会うまで
ゆっくりとでも確実に、理想の結婚指輪を探していきましょう！
書いた人
スタッフ 小松
ジュエリーの専門学校と御徒町のジュエリー工房で制作経験を積む。ジュエリーの商社でMDとして３年務めたのち、2019年からhitotsuchiに仲間入り。WEBサイトやSNS更新など中の人を担当。
好きなこと：代官山周辺のおしゃれなカフェやお菓子屋さん巡り
hitotsuchi 東京代官山 東京都渋谷区猿楽町22-13
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