BLOG ・ ブログ


2021.10.02 Saturday ブライダルコラム

ゴールドの結婚指輪

日本では結婚指輪というと
プラチナ素材が主流です。
 
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ 首都圏版」では
約8割の方がプラチナ素材の結婚指輪を選んでおり、
次にゴールドやコンビネーションが続くという結果でした。
 
日本ではプラチナが主流ですが
海外、特にヨーロッパ圏では
反対にゴールドの結婚指輪が主流です。
 
まだまだ日本では割合が少ない
ゴールドの結婚指輪ですが
 
果たして人気がないのでしょうか?
プラチナよりも扱いづらい素材なんでしょうか?
 
実はゴールドの結婚指輪もおしゃれですし、
最近はゴールドの結婚指輪を選ぶ人も増えてきました。
そしてゴールドはプラチナ同様に
扱いやすい金属なんですよ。
 
今回はそんなゴールドの結婚指輪の魅力を
ご紹介していこうと思います。
 

 
 

1.ゴールドについて


結婚指輪 オーダーメイド フルエタニティ
まずはゴールドとはどんな素材なのか
書いていこうと思います。
 
ゴールドは日本語ではご存知の通り金です。
 
ゴールドは世界共通の資産に使われるほど
認知度の高い高価な金属ですが、
どんな特性があるのでしょうか。
 
【ゴールドの主な特性】
・世界共通の資産としても扱わている
・希少性が高い
・純金は柔らかいが、他の金属を混ぜることでプラチナより硬い金属になる
・化学的に安定性が高く、大気中、高温でも変色しない
・色の種類が豊富(イエロー、ホワイト、ピンク、レッド、グリーンetc..)
 
インゴットという
台形のレンガのような形の
ゴールドの塊はご存知でしょうか。
遺跡に眠る宝の山、、など
映画のワンシーンに使われているようなあれです。
 
インゴットに使われているゴールドは
純金と言って100%ゴールドでできています。
 
インゴット状の純金は硬いと思いますが、
実は純金自体は金属の中では柔らかい方に入ります。
純金の細めのリングであれば
人の手で簡単に曲げることができます。
 
純金はとても柔らかく
そのまま使うには強度が足りないため
一般的にはジュエリーには使用されていません。
 
そこで結婚指輪やジュエリーによく使われているのは
K18(けーじゅうはち)や18金(じゅうはちきん)という
金75%にその他の金属を25%混ぜた金属です。
 
混ぜ合わせる他の金属の種類は、
銀や銅やパラジウムなどがメインです。
これらの金属を合わせることによって
ゴールドの強度がグッと増します。
実は他の金属を混ぜたK18は
プラチナより少しだけ硬いんですよ。
 
金の純度も高く、
日常使いには問題ない硬さで
ジュエリーとしても
繊細な装飾が無理なくできるK18は
結婚指輪やジュエリーに
とても適した金属であると言えます。
 
ただ、ここまでは
プラチナとほとんど変わりません。
プラチナも同じようにとても優れた素材です。
 
プラチナにはない
ゴールドだけの魅力はというと
他の金属を混ぜ合わせることによって
ピンクゴールドやホワイトゴールドなどの
さまざまな色ができるというところでしょうか。
 
金色のイエローゴールドだけでなく、
日本人の肌の色と近いので
肌馴染みがよいとされているピンクゴールドや、
プラチナよりも落ち着いた
濃いグレーのホワイトゴールドなどが
ジュエリーの中でも定番になってきました。
 
他にも珍しい色を取り扱っているお店だと
グリーンゴールドや
レッドゴールドやシャンパンゴールド
などもあります。
 
銀色ではない結婚指輪も
探したい、見てみたいという場合は
ゴールドの結婚指輪もぜひご覧になってみてください。
 
続いて、
次の章では実際にお客様が作られた
おしゃれなゴールドの結婚指輪を
ご紹介しようと思います。

 
 

2.おしゃれなゴールドの結婚指輪


初めに書いた通り
日本ではまだまだプラチナが主流ですが
だからこそ最近では
ゴールドの結婚指輪は珍しくておしゃれだと
選ばれる方も多くなってきました。
 
ゴールドの結婚指輪は
少しカジュアルな雰囲気もありますし、
デザインを考えればかっちりした格好にも
よく合うと思います。
冠婚葬祭の場でも基本的には
ゴールドだからといって外す必要はありません。
品質もプラチナと似ているので
取り扱い方法も同じです。
 
では早速当店で制作した
おしゃれなゴールドの結婚指輪を
ご紹介しようと思います。
お客様のこだわりが詰まった結婚指輪です。
ぜひ結婚指輪デザインのご参考になさってください。
 
 
結婚指輪 オーダーメイド ゴールドの結婚指輪 ゴールドジュエリー
No.259 斜めに槌目と石留めをした結婚指輪

イエローゴールドで制作した
斜めの槌目とラインが印象的な結婚指輪。
旦那様の方にはダイヤモンドを後光留めで1石、
奥様の方にはダイヤモンドの中に
ガーネットを一石留めてアクセントにしました。
裏側は石が留まっていないので
シンプルな結婚指輪としても使うことができます。
 
 
結婚指輪 オーダーメイド ゴールドの結婚指輪 ゴールドジュエリー
No.255 Kのイニシャルが繋がる結婚指輪

シンプルなゴールドの平甲丸の結婚指輪。
外側にはお二人のイニシャルを彫りました。
表面のマットな光沢がまた
ゴールドの違う表情を見せてくれます。
 
 
結婚指輪 オーダーメイド ゴールドの結婚指輪 ゴールドジュエリー
No.253 13角形の結婚指輪

素数にこだわり13角形で制作したゴールドの結婚指輪。
1つ1つの面からできる縦の影が印象的で
スタイリッシュなデザイン。
ヘアラインのマット加工も
この指輪の良さを引き立たせています。
ゴールドで作る幾何学なデザインも
おしゃれで素敵です。
 
 
結婚指輪 オーダーメイド ゴールドの結婚指輪 ゴールドジュエリー
No.247 側面にダイヤを留めた太めの結婚指輪

ボリュームのある太めのゴールドの結婚指輪です。
全体に緩やかな槌目をつけました。
奥様の方は側面に1周ダイヤモンドと1石のルビー。
太めのデザインだと側面に石を留めることもできますよ。
2本とも幅が6.5mmと
指輪としてはかなり太めなので
指を華やかに飾ってくれると思います。
 
 
結婚指輪 オーダーメイド ゴールドの結婚指輪 ゴールドジュエリー
No.213 半円の甲丸に叩きを入れた結婚指輪

こちらは全周を槌目にしたゴールドの結婚指輪。
先程の太めの結婚指輪も槌目でしたが
同じ槌目でも槌目の入れ方の違いで
印象がガラリと変わります。
凸凹の陰影がはっきりと出るので
ツルっとした鏡面加工が似合うデザイン。
こちらの結婚指輪を見てご相談に来られる方も多い
人気の形です。

 
 

3.まとめ


今回はゴールドの結婚指輪について
書いていきました。
 
実際に、
ちょっと前まではセミオーダーもフルオーダーも
全体的にプラチナを選んでいる方が
多く感じていたのですが
 
最近は男女限らず
ゴールドを選ばれる方が増えてきたように思います。
 
ブライダルリングのショップでも
イエローゴールドや
それ以外のゴールドの色を
選べるお店が多くなってきましたので
気になる方はぜひ
ゴールドの結婚指輪も試してみてくださいね。
 
ちなみに
hitotsuchiのK18は
イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドを
ご用意しています。
金属の種類は
セミオーダー、フルオーダーに限らず
自由にお選びいただけます。
 
hitotsuchiの
結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイドについて
お問い合わせやご相談はこちらから。
 
hitotsuchi ご予約・お問い合わせ

 
 

書いた人

スタッフ 小松
ジュエリーの専門学校と御徒町のジュエリー工房で制作経験を積む。ジュエリーの商社でMDとして3年務めたのち、2019年からhitotsuchiに仲間入り。WEBサイトやSNS更新など中の人を担当。ジュエリーコーディネーター3級。
好きなこと:カフェ・お菓子屋さん巡り、刺繍、カメラ、映画、読書、居合道

結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイドショップ
hitotsuchi 東京代官山 東京都渋谷区猿楽町22-13
TEL 03-6455-0972
MAIL info@hitotsuchi.com
OPEN 12:00~19:00(水、第3日曜定休)
オフィシャルサイトFacebookInstagram

Archives