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2023.06.12 Monday デザイナーズブログ

国立西洋美術館へ。

こんにちは

 

 

デザイナーの竹添です。

 

 

 

 

 

先週の休みに

 

前々から行きたかった展示を見に

 

久しぶりに上野の国立西洋美術館へ。

 

国立西洋美術館 RINGS

 

目的はこちら。

国立西洋美術館 RINGS

 

 

先人たちが作った

 

古い指輪を見るのが大好きな私。

 

 

数百年〜千年以上前に作られてるのに

 

美しく細かい細工が施されてる指輪を見てると

 

どんな意図があってこのデザインにしたのかなとか

 

どんな道具を使ってどんな作り方で作ったのかなとか

 

当時の作り手に思いを馳せると

 

時間を忘れて見入ってしまいます。

 

 

 

展示物は一部を除き撮影OKのものも多かったので

 

抜粋して少し画像をご紹介。

 

 

国立西洋美術館 RINGS

 

100年ほど前の

 

テェファニー、カルティエ、ブルガリ、

 

ヴァン クリーフ&アーペル、ハリー・ウィンストンのハイジュエリー。

 

 

国立西洋美術館 RINGS

 

国立西洋美術館 RINGS

 

ルビーなどの天然石を使ったジュエリー。

 

紫外線を当てることで神秘的に発光する様が

 

興味深かったです。

 

 

国立西洋美術館 RINGS

 

海底に沈んだトランクから発掘された

 

ゴールドのジュエリーたち。

 

どんな大富豪の持ち主だったのかなと想像します。

 

 

国立西洋美術館 RINGS

 

愛情や絆を表現したフェデリング。

 

イタリアで信頼を意味し、右手で握ってるのが特徴。

 

 

国立西洋美術館 RINGS

 

こちらも強い絆を表現したギメルリング。

 

重なり合う指輪はたとえ分かれたとしても

 

決して離れることはないデザイン。

 

 

フェデリングとギメルリングを掛け合わせたデザインもあり

 

とても愛情深いカップルのものだったのかなと想像します。

 

 

国立西洋美術館 RINGS

 

万華鏡や時計やカメラなど

 

機能をもったジュエリーたち。

 

国立西洋美術館 RINGS

 

こちらカメラが隠された指輪。

 

約70年くらい前のもので、主にスパイによって使用され

 

これで8枚の写真が取れたのだとか。

 

 

 

国立西洋美術館 RINGS

 

500年以上前に作られたパパルリング(教皇の指輪)。

 

パパルリングのほとんどは非常に大きなボリュームなのが特徴で

 

大聖堂に集まったたくさんの人たちに向けて

 

注目を集めるものだったのかなと思います。

 

 

国立西洋美術館 RINGS

 

 

国立西洋美術館 RINGS

 

 

国立西洋美術館 RINGS

 

 

などなど

 

とても説明しきれませんが

 

 

この小さな世界に

 

愛、宗教、神話、文化、、

 

時を超えてたくさんのことを感じることができます。

 

 

 

比較的新しい数十年前のものから数千年前のものまで

 

見応えのある展示でした。

 

 

 

 

そしてご紹介しといてなんですが

 

こちらの展示は6月11日(日)が最終日でした。

 

 

hitotsuchiのお店に図録(展示会カタログ)があるので

 

もしご興味がある方がいれば店頭でお気軽にお声がけください。

 

 

 

 

色んなものを見ること、知ること、触れることは

 

いいものづくりにとても大切なことだと思います。

 

 

 

たくさんのものに触れて刺激を受けて

 

ジュエラーとして少し成長したような

 

そんなお休みでした。

 

 

 

書いた人

デザイナー兼クラフトマン 竹添拓也
東京の学校でジュエリー制作を学び、2006年アクセサリーブランド「e.m.」入社。自社ブランドの原型制作の他、OEM、映画、ドラマなど幅広いクライアントの要望を3000点以上形にする。
2013年のhitotsuchiオープン以来1800組以上の結婚指輪・婚約指輪を制作。お客様との打ち合わせ、制作、お渡しまで一貫して担当。

結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイドショップ
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