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結婚指輪のオーダーメイドでできること13 コンビネーションその３
結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイド専門店です。
今まで色々な形の結婚指輪・婚約指輪を
オーダーメイドで制作してきました。
そこでこちらの記事では
今まで作ってきたフルオーダー制作事例を
交えながら
結婚指輪のオーダーメイド、
婚約指輪のオーダーメイドでは
どんなことができるのかをご紹介していこうと思います。
今回はコンビネーションその３。
金属を挟んだような形のコンビネーションについて
制作事例を交えながらご紹介いたします。
コンビネーションその２はこちらからご覧ください。
1.金属を挟んだ形
コンビネーションとは
素材の違う金属を２種類（もしくはそれ以上）使った
ジュエリーの総称です。
PTやゴールドを使用して
金属の色の違いを楽しむことができます。
今回は金属を挟んだような形の
コンビネーションリングをご紹介いたします。
金属を挟み込むようなデザインは
①横に挟む
②縦に挟む
の２つに分けることができます。
①の横に挟むタイプは
お客様から当店の制作事例や
インスタで見て気になっていた
と言われることが多く
実際にご注文される方が多い形です。
金属の種類を変える範囲は
中央に小さめを選ばれる方が多く
例えばメインはプラチナで
中央の一部をゴールドに変えてみたり、
金属の種類だけでなく幅の大きさも変えてみたり、
金属を変えた部分にダイヤモンドを留めてみたり。
また金属の選び方によっては
例えば、ご自分の指輪がメインがプラチナ、一部ゴールドで
お相手様の指輪がメインがゴールド、一部プラチナで結婚指輪を作れば
お互いの結婚指輪の一部を交換したように見えるところも
人気の理由の１つだと思います。
このタイプはフルオーダーでお作りするため
金種も太さも形も自由にデザインできるので
横に挟むというだけでも
何通りもの組み合わせを生み出すことができます。
人気のデザインは
金属を入れ替えて交換したようにする、
金属を変えた部分を細くする、で
今のところあまり見たことがないデザインは
中央の金属のほうが太いもの、でしょうか。
中央部分の形によってはシグネットリングに
近い形にもなると思います。
②の縦に挟む形は個性的です。
こちらの指輪は上下をゴールド、
真ん中をプラチナにして金属を３層に。
金属の形も特徴の１つとなり、
写真のような太めの甲丸の形を重ねると
ボリュームのある印象になります。
反対にフラットな平打ちの形だと
印象はガラッと変わると思います。
ジュエリー制作には
ロウ付けという金属同士をくっつける
溶接のような作業があり、
このデザインだとリング１周をロウ付けするので
高度な技術も必要です。
2.挟んだコンビネーションの結婚指輪
今までにフルオーダーで制作した
コンビネーションの結婚指輪を
抜粋してご紹介いたします。
ぜひご参考にしてみてください。
※写真をクリックすると
他の写真とより詳しく書かれた
制作事例のページに飛びます。
中央の金属のサイズを変えたり、表面加工を変えるなど、
ほんのちょっと違いに感じるかもしれませんが
実際に写真で見ていただくと
同じ横に挟むタイプでもそれぞれの個性や特徴を
感じていたただけるんじゃないかなと思います。
No.232 手書きのイラストを入れたコンビの結婚指輪
横に挟むタイプ×入れ替え
お二人の金属を入れ替えたような組み合わせの
コンビネーション結婚指輪。
横タイプの入れ替えで一番シンプルな形です。
全体を甲丸で制作し
金属の切り替え部分は段差をつけずフラットに。
表面加工は中央を鏡面仕上げ、
腕部分をマット加工にしています。
No.272 架け橋のように繋いだ２色の結婚指輪
横に挟むタイプ×入れ替え×細く
金属を入れ替えたような組み合わせで
さらに少しだけ中央を細くした
コンビネーションの結婚指輪。
奥様の方にはダイヤモンドを留めました。
もともと旦那様がプラチナの指輪を、
奥様がピンクゴールドの指輪を探していたということで
どちらの好みも取り入れることができた
お二人にぴったりなデザインでした。
No.221 正面の金属を一部入れ替えた結婚指輪
横に挟むタイプ×入れ替え×カーブ
こちらも入れ替えたような組み合わせで
奥様の指輪に全体的にカーブを入れた
コンビネーションの結婚指輪。
旦那様の方はシンプルな甲丸で
正面を鏡面加工、全体をマット加工に、
奥様の方は細身のカーブの指輪で鏡面加工にし
中央のプラチナの部分に石留めをしました。
細さとカーブを取り入れた
また違う雰囲気の横に挟む形です。
中央がカーブしているので
婚約指輪との重ね付けもしやすいかと思います。
No.194 金属を一部入れ替えた槌目の結婚指輪
横に挟むタイプ×槌目
雰囲気は槌目を全体に入れることでも変わります。
今までのとはちょっと違う横に挟むタイプの
コンビネーションの結婚指輪。
ゴールドの部分は少し小さめで鏡面仕上げに、
全体にマットな槌目模様を入れています。
ほんの少しの溝と、鏡面とマットで表面加工が違うため
２色の金属の境目がはっきりとわかります。
No.196 プラチナとゴールドを三層で繋げた幅広の結婚指輪
縦に挟む×太めの甲丸
こちらは金属を縦に挟んだタイプの結婚指輪。
ボリュームのある甲丸と細い平打ちを
組み合わせた形をしています。
特徴的な見た目がぐっと目を惹くデザインです。
縦に挟むサンプルは今のところ
こちらのデザインしかありませんが、
甲丸の部分を平打ちに変えると
ぐっと印象は変わってくるかと思います。
No.167 ２種類の金属で作った波波の結婚指輪
横に挟む×縦に挟む×なみなみ
こちらはななんと
ゴールド・プラチナ・ゴールドと３層になった金属で
さらに横にも凹凸のあるゴールドを
挟んだタイプの結婚指輪です。
特徴的ですが幅やボリュームは抑えめ。
横と縦の線を形だけでなく色でも表現し、
コンビネーションを目一杯デザインした形だと思います。
ひとつ前にご紹介した
縦に挟む３層のタイプと比べると
指輪のボリュームが違うので
細めに作った縦に挟んだタイプとしても
参考になるかと思います。
3.まとめ
今回は
結婚指輪のオーダーメイドでできること、
「コンビネーションその３」をご紹介しました。
近年はブライダルリングにも
コンビネーションデザインが増えてきていて、
当店でもご希望されるお客様が多くなってきています。
シンプルな一色の結婚指輪も素敵ですが、
いろんな金属を選べるコンビネーションもまた面白く
悩んだ分だけ愛着の湧く結婚指輪になってくれると思います。
結婚指輪を一本ずつ制作している当店だから
今までに制作してきた多種多様な
コンビネーションリングをご提案できます。
コンビネーションの結婚指輪をお探しの方は
ぜひご相談にいらしてください。
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今回はここまで。
次回もお楽しみに。
書いた人
スタッフ 小松
ジュエリーの専門学校と御徒町のジュエリー工房で制作経験を積む。ジュエリーの商社でMDとして３年務めたのち、2019年からhitotsuchiに仲間入り。WEBサイトやSNS更新など中の人を担当。ジュエリーコーディネーター3級。
好きなこと：カフェ・お菓子屋さん巡り、刺繍、カメラ、映画、読書、居合道
hitotsuchi 東京代官山 東京都渋谷区猿楽町22-13
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