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国立科学博物館へ
こんにちは。
デザイナーの竹添です。
先日の休日は
少し足を伸ばして
久しぶりに上野の国立科学博物館へ。
と言うのも
ジュエリー業界関係者や宝石好きには知られた展示
特別展『宝石 地球が生み出す奇跡 』を見にいってきました。
今回の展示は
宝石に非常に特化した展示で
世界各地の博物館から貴重な原石や宝石が
一堂に集められているということでした。
普段東京の西側で生息している私にとって
なかなか東側に行く機会がないのですが
今回ようやくタイミングが合って行ってきました。
展示されてる内容は
一部を除いて静止画撮影OKなものが多かったので
抜粋していくつか画像をご紹介。
まずはダイヤモンドの原石。
カットされたダイヤモンドは毎日たくさん触りますが
こんな感じで埋まってる状態のダイヤモンドは
私もなかな見ることがないので
とても興味深いものでした。
続いて、アクアマリンの原石。
スモーキークウォーツの原石。
トルマリンの原石。
アメシストの巨大な原石。
2m以上あり、こんな大きいのは初めて見ました。
色んな形の結晶体があって
自然の神秘を感じますね。
オパールの原石。
カラーダイヤモンドの色味表。
サファイアの色味表。
色ごとに分類された宝石たち。
自然界で勝手にできた鉱物なのに
こんなにも美しく、多様性があって面白いですね。
ダイヤモンドのカットの手順サンプル。
宝石とそのセッティングしたジュエリーの
実物や歴史的な背景も色々詳しく展示されていました。
とても説明しきれませんが
後半は歴史的価値の高い
ジュエリーの展示も色々見れて
石のこと、ジュエリーのことを
幅広く見やすく展示されていて
とても面白かったです。
ただ
宝石や昔のジュエリーを見るのは大好きですが
単純に綺麗だな、と思っているというより
どうやって作ってるのかな、とか
ここはこんなふうに工夫して作ったんだな、とか
当時の制作者に想いを馳せてる時間が多いので
私はやはり見るより作る方が好きだな、と
あらためて感じました。
最後に
科学博物館といえば、鯨の巨大オブジェ。
事前予約で決められた時間に入場するシステムで
私は平日の午前中に行ったのですが
正直予想よりかなり多くの人で賑わっていました。
個人的に気に入った展示会の図録(展示会カタログ)は
欲しい派なのですが
今回の図録は内容が充実で、
値段も3000円と図録では激安だったので即買いでした。
会期は6月19日までなので
みなさんもご興味があれば
ぜひ行ってみて下さいね。
書いた人
デザイナー兼クラフトマン 竹添拓也
東京の学校でジュエリー制作を学び、2006年アクセサリーブランド「e.m.」入社。自社ブランドの原型制作の他、OEM、映画、ドラマなど幅広いクライアントの要望を3000点以上形にする。
2013年のhitotsuchiオープン以来1600組以上の結婚指輪・婚約指輪を制作。お客様との打ち合わせ、制作、お渡しまで一貫して担当。
hitotsuchi 東京代官山 東京都渋谷区猿楽町22-13
TEL 03-6455-0972
MAIL info@hitotsuchi.com
OPEN 12:00～19:00(水、第3日曜定休)
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