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結婚指輪のオーダーメイドでできること15 シグネットリングの結婚指輪
結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイド専門店です。
今まで色々な形の結婚指輪・婚約指輪を
オーダーメイドで制作してきました。
そこでこちらの記事では
今まで作ってきたフルオーダー制作事例を交えながら
結婚指輪のオーダーメイド、
婚約指輪のオーダーメイドでは
どんなことができるのかをご紹介していこうと思います。
今回はオーダーメイドで作る
シグネットリングの結婚指輪 です。
1.シグネットリングとは
シグネットリングとは、
元々は印鑑の役目をしていた指輪です。
指輪の印台と呼ばれる正面の部分に
自分のものであるという証明の
マークやイニシャルなどを彫り入れて
（時には彫るのではなく半立体の彫刻を作り）
身につけていました。
シグネットは英語でsignetと書き
認印や印鑑という意味を持っています。
日本では「印台リング」とも呼ばれています。
紀元前古代エジプトから
シグネットリングのような指輪は存在していて
形を変えがなら印鑑の役目をする指輪は
人々の生活に馴染んでいきました。
形は変化していっていますが
数千年も前から存在してきた指輪だと思うと
ちょっとロマンチックですよね。
中世ヨーロッパでは裕福層の間で
サインや封筒にインクや蝋を使って
印を押すためのものとして使われており
これがシグネットリングの使い方です。
現代のシグネットリングは
印鑑として使う機能は持ち合わせていないものの
元の用途の名残があり
指輪の正面の印台部分は基本的に平らで
指輪の腕よりも大きめに作られています。
印鑑として使われていたことから
現代でも正面の印台部分に
その人を表すイニシャルや記号などを
彫り入れることもありますし
石を留めたりすることもあります。
また
正面に必ず何かを彫り入れる必要はないので
印台部分に何も入れていない
プレーンなシグネットリングもありますよ。
真円の指輪とは違って
トップにボリュームがあり
スタイリッシュでかっこいい形であることと、
元々個人のサインとして扱われたり
後に代々受け継いで行くジュエリーとして扱われきたことから
「自分を表現するための指輪」や
「家族の繋がりを感じる指輪」という印象があるためか
当店では結婚指輪として
シグネットリングを選ばれる方が
多くいらっしゃいます。
続いて今までフルオーダーでご注文いただいた
シグネットリングの結婚指輪をご紹介いたします。
2.シグネットリングの結婚指輪
今までにフルオーダーで制作した
シグネットリングの結婚指輪を抜粋してご紹介いたします。
ぜひご参考にしてみてください。
※写真をクリックすると
他の写真とより詳しく書かれた
制作事例のページに飛びます。
No.215 ２層の印台の結婚指輪
印台部分を横長の長方形にして
さらに旦那様の方は
プラチナをかぶせたような形にした
シグネットリングの結婚指輪。
装飾のないまっさらな金属に
艶々の鏡面加工ではなく
マットなヘアラインを選んだことで
優しい艶のある表面が良い雰囲気を出しています。
どちらの指輪もシンプルな形の要所要所に
こだわりをぎゅっと詰め込んでいます。
No.257 ２色で作ったシグネットタイプの結婚指輪
こちらも横長の長方形で
先程のシグネットリングと形状は似ていますが
縦に半分、違う金属を組み合わせた
シグネットリングの結婚指輪です。
ちょっと無機質さも感じられる
ミニマルなデザイン。
金属をくっつけた部分が
段差もなく綺麗な直線を描いていて
それもまたデザインの１つになっています。
横に真っ直ぐに入れたへラインも美しい
洗練されたデザインの結婚指輪です。
No.260 正面の色を変えた印台の結婚指輪
ころんとしたシルエットがかわいい
シグネットリングの結婚指輪。
こちらの指輪はリングの部分がプラチナで
正面の部分はイエローゴールドとピンクゴールドです。
横長の楕円が珍しく印象的で
さらに中央に石留めをしました。
この石留めは後光留めという留め方で
周りの８本の彫りを通常より長めに入れています。
シグネットリングの形は
元々正面が大きめなので
こういった装飾を伴う石留めにも向いています。
hitotsuchiには留め方の種類もいくつかあるので
自分の好きな留め方を選んでみては
いかがでしょうか。
No.270 やさしいカーブの印台の結婚指輪
こちらはフラットに印台部分を作った
シグネットリングの結婚指輪です。
印台部分に厚みを出しすぎず、
正面の角の部分は外側にいくにつれ
徐々に細くなっていきます。
今までのシグネットに比べると
真円の指輪に近く馴染むような形です。
御新郎様のリングの正面は
布地の網目のようなクロスした模様を
ご新婦様の方は片側に
ダイヤモンドを１石留めました。
No.276 平らに面を出した太めの甲丸の結婚指輪
太めの甲丸リングに
一部印台のような平らな面を作った結婚指輪。
印台部分はかなりデザインを削ぎ落としていて
このような形もシンプルで素敵だと思います。
こちらの結婚指輪は表はかなりシンプルに
裏側には少し特徴のある装飾をお入れしました。
No.280 盾とアラベスクの結婚指輪
正面を盾の形にして
腕に唐草模様を入れた結婚指輪。
堂々としたゴールドの盾がカッコイイデザインです。
唐草模様は凹ではなく凸で作ってより立体的に。
正面の印台部分の形をモチーフにすると
指輪の雰囲気もグッと変わりますね。
シグネットリングではありませんが
ヴィンテージな雰囲気や指輪の作りに
通ずるところを感じたのでご紹介しました。
3.まとめ
今回の
結婚指輪のオーダーメイドでできることでは
「シグネットリングの結婚指輪」をご紹介いたしました。
今回ご紹介した
フルオーダーの制作事例にはありませんでしたが
シグネットリングの正面には
イニシャルを入れることもあります。
シグネット＝signet （サイン）の名残ですね。
セミオーダーの結婚指輪には
シグネットの結婚指輪にイニシャルを入れた
サンプル写真もありますので
どんな雰囲気になるか気になるかたは
ぜひ下記リンクからご覧ください。
セミオーダー結婚指輪 シグネットリングの品番
HMR016、HMR054、HMR037
HMR026、HMR027、HMR028
HMR038、HMR029
かっこいい形の結婚指輪をお探しの方に
また、クラシカルな雰囲気で
存在感のある結婚指輪をお探しの方へおすすめしたい
オーダーメイドで作る
シグネットリングの結婚指輪のご紹介でした。
hitotsuchiの
結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイドについて
お問い合わせ・ご来店予約はこちらから。
hitotsuchi ご予約・お問い合わせ
今回はここまで。
次回もお楽しみに。
書いた人
スタッフ 小松
ジュエリーの専門学校と御徒町のジュエリー工房で制作経験を積む。ジュエリーの商社でMDとして３年務めたのち、2019年からhitotsuchiに仲間入り。WEBサイトやSNS更新など中の人を担当。ジュエリーコーディネーター3級。
好きなこと：カフェ・お菓子屋さん巡り、刺繍、カメラ、映画、読書、居合道
hitotsuchi 東京代官山 東京都渋谷区猿楽町22-13
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